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めがねに関するさまざまなコラムをお届けします。

眼鏡屋ではどんな検査をしているの?「乱視について」

第1回・2回・3回を読んでいただいた皆様こんにちは、まだ読まれていない皆様もこんにちは。

第1回・2回・3回を読まれていない方、良ければ下のURLから読んでいただけると嬉しいです。


さて第4回、今回は「乱視」についてのお話
乱視の説明って意外と難しいんですよね・・・
なるべく分かりやすく解説いたしますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

Are you ready?


まず、乱視の説明をする前に・・・
「見る」ということについてご説明しようと思います。

人がものを見るということは、「見ている物」からくる光を目で感じているということです。 目に入る光は目の中でレンズの役割をする部分(角膜と水晶体)で適度に曲げられ(屈折といいます)、目の奥の網膜で一点に集まります(焦点といいます)。 網膜に焦点を結んでいるときにはっきりものが見えます。これが「見る」ということです。

光がレンズを通って焦点を結ぶというのは理科の実験でやったアレと一緒ですね、皆さんもうおわかりですよね?
そう、虫メガネが光を一点に集めるのと一緒の原理です。
小学校の時に太陽の光を集めて黒い紙を焦がしたあの実験と一緒です。懐かしいですね。
この実験と同じ事が眼の中で起こっているのです。

さて続いて「乱視」についてです。
乱視とは、目のレンズの働きをする部分(角膜や水晶体)がゆがんでいるため焦点が合わない状態を言います。

さてここで問題
光を屈折させるレンズがゆがんでいたら、光はどうなるのでしょう?
答えはもちろん、入ってきた光もゆがんでしまいますよね。
ゆがんでしまいますと綺麗に焦点も合わせられないですよね、これが乱視です。同じことが眼の中で起きてしまえば「乱視のある眼」ということになりますよね。

「乱視」についてなんとなくお分かりいただけましたでしょうか?

なんだか文章ばかりでちょっと長くなってしまったので実際の検査内容についてはまた次回

To be continued
コラム / 加工・測定・フィッティング ] 2022-08-28