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[衣笠店] 2025-11-24

既製老眼鏡のメリット・デメリット

こんにちは!

もうすぐ12月。本格的な冬が始まりますね。
寒くなると、お家で読書や編み物などをして過ごす時間が増えたり、年末年始に向けて、年賀状を書いたり、色々な書類を準備しないといけない方も多いかと思います。

そんな時、活躍するアイテムの一つが「老眼鏡」ですよね。

眼科や眼鏡店できちんと測って作ったものを使っている方もいらっしゃれば、100円ショップなどで購入した既製の老眼鏡を使っているという方も多いのではないでしょうか。

本日は、当店でも販売している「既製の老眼鏡」のメリット・デメリットについてお話ししたいと思います。


「既製の老眼鏡」のメリットといえば、「お手頃な価格で購入できる」「どこでも気軽に購入できる」「すぐに使える」「コンパクトなものが多い」などが挙げられます。

既製の老眼鏡は、オーダーして作る老眼鏡に比べると、手頃な価格で販売されているものが多く、「家用と外出用」「リビング用と寝室用」など、眼鏡を複数本持っておきたいという方には便利ですよね。

また、眼鏡店以外でも、色々なお店で販売されているので、老眼鏡が急に必要になった時も購入しやすいですし、価格の面と併せて、気軽に試しやすいというメリットがあります。

オーダーして作る老眼鏡は、注文してから受け取りまで日数がかかることが多いですが、既製の老眼鏡は購入してすぐ使えますし、色々な形状のものがあり、持ち運びに便利なコンパクトなサイズのものも多く販売されています。

…と、ここまでのメリットを聞くと、「じゃあ、既製の老眼鏡でいいんじゃない?オーダーで作る必要あるの?」と思われるかもしれません。

実際に、既製の老眼鏡でも手元が良く見えて、短時間使うだけなら良いのですが、目のことを考えると、きちんと測って作る方が良いということもたくさんあります。

また、既製の老眼鏡の場合、度数が合う方が限られるので、「既製の老眼鏡を掛けてみたけど、よく見えない」という方も多くいらっしゃいます。

続いては、そのあたりの既製の老眼鏡のデメリットをお伝えしていきたいと思います。

デメリットの1つ目は「既製の老眼鏡は、左右同度数で、限られた度数しかなく、お一人お一人の目に合わせられない」ことです。

既製の老眼鏡は左右同じ度数のレンズが入っていますが、お店で視力測定していると、左右の目の度数が全く一緒という方は少なく、ほとんどの方は左右差があります。

また、既製の老眼鏡は、「+1.00~+3.00」くらいの度数が一般的ですが、近視の方はその度数では手元が見えなかったり、遠視の方はもっと強い度数が必要だったりする方もいらっしゃいます。

さらに、既製の老眼鏡では「乱視」は矯正できませんが、実際は多かれ少なかれ乱視がある方が多く、特に乱視の強い方は、既製の老眼鏡ではスッキリと見えなかったりします。

より細かいところを言うと、左右の瞳から瞳までの距離もお一人お一人異なるので、メガネを作る時は、その距離を測って、レンズの中心を合わせて作るのですが、既製の老眼鏡はその距離も一律で作られています。

そういった理由で、既製の老眼鏡をかけても手元がよく見えなかったり、見えたとしても、長時間かけていると疲れてしまうということがよくあります。


デメリットの2つ目は「既製の老眼鏡を選ぶ際、実際に度が合っているのか分かりにくい」ことです。

実際に目を測れば、既製の老眼鏡のどの度数が合いそうか(もしくは既製の老眼鏡は合わないか)わかるのですが、多くの場合、既製の老眼鏡を選ぶ際は、「掛けてみて、見えるか見えないかでなんとなく選ぶ」という方が多いと思います。

また、見たい距離(40㎝先の新聞なのか、60㎝先のパソコン画面なのか)によって、度を変えないといけない場合も多いのですが、そのあたりも、よく分からないまま購入してしまうケースがあるのではないでしょうか。

そうすると、実際に使ってみたら、使用目的や目に合っていなくて疲れてしまったり、見えにくかったり…ということが起こりえます。既製の老眼鏡の購入を検討されている場合でも、できれば一度は目を測ってみることをオススメします。


デメリットの3つ目は、「掛け具合が合わせられないものが多い」ことです。

オーダーして作る老眼鏡は、お一人お一人の鼻元や耳の後ろの形状に合わせて、掛けやすいように調整ができたりしますが、既製の老眼鏡はそういったことができないものが多いです。
ちょっと掛けるだけなら気にならないかもしれませんが、ある程度長い時間かけるとなると、ずり下がってきてしまったり、きつくて耳が痛くなってしまったりということがストレスになる場合があります。

眼鏡店スタッフからすると、老眼鏡も、きちんと目を測って、ご自身に合ったものを作る方がお薦めですが、既製の老眼鏡を使う場合も、せめて購入前に一度目を測るだけ測っておいた方が良いのではと思います。

「眼鏡を作るかどうかは別にして、どんなメガネが合うのか知りたい」というご相談でも大丈夫なので、「最近近くが見えにくいな」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。


衣笠店 [ 加工・測定・フィッティング ] 2025-11-24


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