補聴器を真空で乾燥とは？(ニュース＆ブログ）｜めがねの荒木:横須賀逗子葉山久里浜のメガネ(眼鏡) 補聴器サングラスコンタクト

ニュース & ブログ（全店）

[衣笠店] 2025-12-29

補聴器を真空で乾燥とは？

こんにちは、　衣笠店スタッフ岡田です。

２０２５年も残すところあとわずか、当店の年内営業も明日３０日（火）までと
なっております。そんな年の瀬ではありますが、補聴器のメンテナンスにおける
「乾燥」なかでも大事なお店での「真空乾燥」が本日のテーマ。

「補聴器を真空状態にして乾燥させる」と言われても、なぜ乾燥できるのか？
まったくピンとこない方もいらっしゃるのではないでしょうか？
お店で日々使用しているこの「ウルトラバック」はなぜ補聴器を乾燥させることができるのか？

気圧が下がると空気中の水蒸気分圧が下がり、水分の沸点が低下、
すると蒸発速度が加速し、乾燥を速めることができる、
という仕組みのようです（理数系が苦手な私には難しい・・）

確かに、乾燥中のメーターはマイナス90kpaあたりを指し
通常の大気圧（約101.3kpa)より約90kpa減圧され、
「低真空」状態になっていることが分かります。

この仕組みにより、店舗での「ウルトラバック」を使用した
乾燥は短時間でその効果があるということですね。

なんでこんな話をしたかというと・・
家庭用補聴器乾燥機や乾燥ケースを使ったご自宅での乾燥だけではなく
より効果的な店舗でのメンテナンスが必要ですということを
お伝えしたかったのです！
自宅と店舗、それぞれのメンテナンスを組み合わせることで
補聴器を良い状態で使っていただければ、と思います。

乾燥、メンテナンスだけであれば約15分ほどで終わります。
商店街でのお買い物ついでに、お気軽にお立ち寄りください。

2026年は1月3日（土）10時より営業します。
ご来店お待ちしています。

衣笠店 [ きこえの相談室～補聴器～ ] 2025-12-29